対応できる症状や問題
家族・相手との問題
DV(夫婦、親子間の暴力)
夫婦や恋人や家族という親密な関係の仲で生じます。暴言や暴力によって一方をコントロールし支配します。
暴力を受けている側は支配下に無力感を持ち、この問題を解決していく意志を奪われます。
また、暴力を振るう側は 社会生活では自己の欲求を抑圧し、自己主張しないタイプが多くおられます。
特に暴力を振るいやすい人には自分の感情表現が苦手なタイプが多く見られます。暴力の関係も、暴言・暴力の後、異常に反省し相手のご機嫌をとり、関係性が一時的に親密さを取り戻しますが、再度、緊張状態に入り、また暴言・暴力へと移行するサイクルがあります。
カップルカウンセリングや成育歴からくる影響を探る精神分析的アプローチが有効です。また、怒りのコントロールを学ぶことも大切です。