対応できる症状や問題
自分の問題
パニック障害、強迫性障害
パニック障害は、平常時に突然の動悸、発汗、身震い、息苦しさ、窒息感、胸部の不快感、吐き気、めまい、離人感、コントロールを失う恐怖、死への恐怖などのうち4つ以上の出現によって、日常の生活が著しく損なわれる状態です。
強迫性障害は、強迫観念と強迫行動のどちらか、及び両方によって、反復的、持続的な思考、衝動、イメージが侵入的に生じ、強い不安や苦痛が続きます。(例 施錠の過剰な確認行動、過剰な手洗いなど)
恐怖症では、特定のものに対して、過剰な恐怖感を生じ、そのことによって行動が著しく制限されます。(例 乗り物恐怖など)全般性不安障害では、仕事や学業などの出来事や活動について過剰な不安や心配が侵入的に生じ苦しみが持続します。
どの障害も過剰な不安により、身体反応、強迫観念や行為、イメージなどが自分でコントロール出来ず苦しみます。
この事で日常の生活が大いに損なわれます。また、予期不安にも悩まされます。
このようなパニック障害、強迫性障害などに関しては、薬物療法も効果がありますが、場合によってはカウンセリングや認知行動療法や精神分析的アプローチが効果を発揮します。